📍 都営大江戸線 汐留駅 商圏データ完全公開
夜間人口わずか1.6万人・来街倍率23.7倍の超広域集客型巨大商圏──昼間37万人超が行き交う港区屈指のオフィス&商業集積地に出店の好機あり
東京都港区|都営大江戸線|2026年7月時点分析
飲食店・小売店・サービス業の新規出店・増店・店舗移転・テナント物件探しを検討されている経営者・開業予定者の方に向け、汐留駅周辺1,000m商圏の詳細データを公開します。
データによると、都営大江戸線 汐留駅の2024年度(2024年4月〜2025年3月)の1日平均乗降人員は39,331人(乗車19,551人・降車19,780人)で、前年度(2023年度34,991人)から約12.4%増加しています(出典:東京都交通局 各駅乗降人員一覧)。
最新トピックとして、① 汐留シティセンターが2025年7月にレストランフロアをリニューアルオープンし、多彩な約60店舗が再集結。② カレッタ汐留が2022〜2024年にわたる3期リニューアルを完了し、46階SKY VIEWエリアも刷新済み。③ 隣接する築地エリアでは再開発計画が進行中であり、湾岸商業圏全体への人流拡大が見込まれています。汐留シオサイトは電通・日本テレビ・ANAインターコンチネンタルホテル等の大企業本社が集積する国内有数のビジネス拠点として、引き続き高い集客ポテンシャルを維持しています。
汐留駅は都営大江戸線の港区東新橋エリアに位置し、新橋駅と地下通路で直結する首都圏有数のビジネス拠点型ターミナルです。大江戸線38駅の中で汐留駅の乗降人員は中位に位置しますが、商圏の本質は乗降人員ではなく「昼間就業者」にあります。データによると、商圏内の昼間人口は374,635人に達し、夜間人口(16,105人)の実に約23.3倍という圧倒的な昼夜差を誇ります。同じ大江戸線の勝どき駅(乗降約91,189人・昼間流入中心)や門前仲町駅(乗降約81,017人・商業集積型)と比較しても、汐留の際立った特性は「超高度なオフィス集積と居住人口の極小さ」です。この商圏は「日中に37万人超が働き・買い物をする、しかし夜になると人口がわずか1.6万人に収縮する」という極めて特殊な二重構造を持ちます。
昼夜比23.3倍・来街倍率23.7倍という数値は、飲食・小売・サービス業にとって劇的な出店機会と同時に、業態ミスマッチリスクを内包します。朝・昼・夕方は大量の就業者が消費を生み出す一方、夜間・週末の集客は近隣居住者16,105人と周辺エリアからの外来客に限定されます。したがって、「平日デイタイム型の高回転ビジネスモデル」か「絶景・体験価値を武器にした目的型夜間・週末型モデル」のいずれかに業態を振り切ることが、この商圏での出店成功の核心となります。
⚠️ 本資料をご覧いただく前に――ご利用上の注意
本資料は国勢調査・経済センサス・商業統計など、おおよそ5年に一度公表される公的統計資料に基づき分析しております。最新の公的統計を使用しておりますが、調査周期の関係で3〜7年前のデータが含まれる場合があり、再開発等により実態と乖離が生じているエリアもございます。あらかじめご了承ください。
また、実際の出店にあたっては、統計資料を活用した各種数値情報に加え、出店予定エリアの店舗前通行量・人流や、その近辺にどのような属性(性別・年齢層など)の方が多く存在しているかといったリアルタイムの情報が非常に重要になります。
本記事は、公的統計情報等を基に出店候補地域の特性把握を目的としておりますが、実際の出店にあたっては、業種業態・ビジネスモデル(どのようなターゲットに、どのような商品・サービスを、いくらで、どのような方法で提供するか)によって、適切な立地・物件は異なります。スマートフォンデータを活用したリアルタイムの人流情報から「今」と「未来」を予測し、出店を判断することが、コストアップや人口減少という難題を抱える店舗経営において、非常に大切なことだと考えております。
立地はやりなおせない。
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データで選び、プロに任せる。
では、以下より商圏分析レポートをご覧ください。
📋 この記事の目次
汐留駅商圏 主要KPI一覧
汐留駅商圏(半径1,000m)の構造的特性は、①超高密度なオフィス集積(情報通信・金融・専門サービス等の就業者が昼間37万人超)、②居住人口の極小さ(夜間人口わずか16,105人)、③来街倍率23.7倍という国内屈指の超広域集客力の3点に集約されます。データによると、1日平均乗降人員は2024年度39,331人で前年度比約12.4%増加しており(出典:東京都交通局)、コロナ禍からの本格的なオフィス回帰が加速していることが見て取れます。
⚠️ 【重要】数値読解の前提:「超広域集客型×昼間オフィスワーカー」の商圏として読む
汐留駅の夜間人口は16,105人と非常に少なく、大江戸線の平均的な住宅地駅(勝どき・月島等)と比べると半分以下の水準です。しかしその一方で、昼間人口は37万人超・来街倍率23.7倍という国内最高水準の超広域集客力を誇ります。これは情報通信・金融・広告・メディア等の大企業本社群が集中する「汐留シオサイト」特有の構造によるものです。したがって、各指標を見る際には「居住者向けの生活商圏」ではなく「平日昼間の就業者・来街者向け消費商圏」として解釈することが必須です。週末・夜間の商圏規模は平日昼間と比べて大幅に縮小するため、業態選定において「曜日・時間帯別の収益モデル設計」が特に重要になります。なお、テナント坪単価は飲食店.comの掲載データ(出典)によると2026年平均37,602円/坪と推移しており、港区内でも高水準を維持しています。
💡 2026年最新トピック:汐留駅・都営大江戸線エリアの動向
① 汐留シティセンター2025年7月にレストランフロアを全面リニューアル:汐留駅直結の汐留シティセンターが2025年7月よりレストランフロアを大幅刷新。新業態飲食店の出店が続き、「仕事終わりのグルメ拠点」として再注目されています(汐留シティセンター公式)。
② カレッタ汐留3期リニューアル完了(〜2024年):2022〜2024年にわたる大規模リニューアルプロジェクトの最終フェーズとして46階「SKY VIEW」エリアとエントランスの改修が完了。高層階グルメゾーンが刷新されました。
③ 都営大江戸線 汐留駅の乗降人員が前年度比約12.4%増加(2024年度):2023年度の34,991人から2024年度は39,331人へと大幅増。コロナ前の水準に近づきつつあり、平日のオフィスワーカー流入が顕著に回復しています(東京都交通局)。
④ 築地エリア再開発による湾岸商圏の拡大期待:隣接する築地市場跡地では大規模複合開発が進行中。スポーツ施設・商業施設・ホテル等で構成される計画が本格始動しており、完成後は汐留・新橋・築地の回遊性が飛躍的に向上する見込みです。
⑤ 東京都内オフィス空室率が低水準維持(2025年):2025年4月末時点での東京23区の平均空室率は2.26%まで低下しており(出典:ザイマックス総研)、汐留シオサイトを含む港区オフィスエリアへの需要は引き続き堅調。就業者流入が継続的に見込まれます。
※ 各計算についてはデータの調査時期が異なるもの、データ間の区分相違や端数処理により、類似項目間で数値が異なるケースなどもございます。大きな視点での参考として活用いただければ幸いです。人口・世帯・年収・消費データは国勢調査2020年・経済センサス2021年等の公的統計から引用しています。
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人口・年齢構成の特徴
このセクションで分かること:汐留駅1,000m商圏の居住人口構造・年齢分布・昼間流入の実態。出店ターゲットとなる人口層とその厚みが明確になります。
データによると、汐留駅1,000m商圏の夜間人口(居住人口)は16,105人と非常に少なく、東京都の平均的な住宅地型駅圏と比較して際立った少なさです。年齢三区分で見ると、15歳未満1,377人(8.5%)、15〜64歳の生産年齢人口11,227人(69.7%)、65歳以上2,444人(15.2%)となっており、全国平均(高齢化率27.8%)・東京都(22.1%)を大幅に下回る若年・現役世代集中型の人口構造です。これは、高層マンション・高級タワーマンションに居住する30〜40代の共働き世帯や単身のビジネスパーソンが主な居住層であることを反映しています。生産年齢人口比率69.7%は全国平均(57.4%)より12.3ポイント高く、購買力の高い現役層が商圏居住者の大半を占めていることが分かります。
年齢別で最も人口が厚い層は男性25〜29歳(820人)・女性25〜29歳(780人)・女性30〜34歳(779人)という20代後半〜30代前半の層です。一方、昼間人口は374,635人に達し、昼夜比は23.3倍という国内でも突出した数値を示しています。これは、情報通信・金融・広告・メディア・不動産等の大企業本社ビルが集積する汐留シオサイトの就業者が大量に流入しているためです。同じ大江戸線の勝どき駅(昼夜比は相対的に低く、居住型商圏)や門前仲町駅(商業観光型)と比較すると、汐留の商圏は「ほぼ昼間就業者で構成される超特殊型」であり、業態設計において昼間就業者層を主ターゲットに据えることが不可欠です。
| 区分 | 商圏内(人) | 比率 | 東京都 | 全国 |
|---|---|---|---|---|
| 人口総数(20M4W) | 16,105 | 100.0% | 14,047,594人 | 126,146,099人 |
| 15歳未満(20M4W) | 1,377 | 8.5% | 11.1% | 11.8% |
| 15〜64歳・生産年齢(20M4W) | 11,227 | 69.7% | 63.7% | 57.4% |
| 65歳以上(20M4W) | 2,444 | 15.2% | 22.1% | 27.8% |
| 75歳以上(20M4W) | 1,248 | 7.7% | 13.4% | 約16.7% |
| 夜間人口(20M4W) | 16,105 | — | — | — |
| 昼間人口(21M4W) | 374,635 | 昼夜比 23.3 | — | — |
| 1日平均乗降人員(2024年度) | 39,331 | 前年度比+12.4% | — | — |
※ 出典:国勢調査2020年(20M4W)、経済センサス2021年(21M4W)、東京都交通局 各駅乗降人員一覧。比率は商圏内総人口(16,105人)を分母に算出。75歳以上は75-79歳(472人)+80-84歳(322人)+85歳以上(454人)=1,248人。東京都高齢化率は都データより算出。
🔍 都営大江戸線 近隣駅との乗降人員・商圏特性比較(2024年度)
| 駅名 | 1日乗降人員 | 前年度比 | 商圏特性 |
|---|---|---|---|
| 大門(大江戸線) | 116,169人 | — | 浅草線乗換・浜松町近接のターミナル型。乗降人員は大江戸線最大規模 |
| 汐留(本記事) | 39,331人 | +12.4% | 超高密度オフィス集積・来街倍率23.7倍の超広域集客型商圏 |
| 築地市場(大江戸線) | 23,281人 | — | 市場跡地再開発進行中。東銀座・築地本願寺方面の観光・オフィス混在型 |
| 赤羽橋(大江戸線) | 37,465人 | — | 東京タワー近接・三田方面の住宅・観光混在型 |
| 勝どき(大江戸線) | 91,189人 | — | タワマン居住者急増のベッドタウン型。大江戸線第2位の乗降人員 |
| 月島(大江戸線) | 69,362人 | — | もんじゃ街・観光需要+タワマン居住者の生活商圏 |
※ 乗降人員は東京都交通局公式データ(2024年度)より。汐留は同路線の大門・勝どき・月島と比較すると乗降人員規模では中位だが、昼間人口・来街倍率では突出して高い点が特徴。隣接する新橋駅(JR・東京メトロ等)は乗降人員が1日20万人超と汐留の5倍以上の規模を持つ。
👥 年齢別人口構成(20M4W・商圏内)
| 年齢区分 | 男性(人) | 女性(人) | 合計(人) | 出店への示唆 |
|---|---|---|---|---|
| 0-4歳 | 319 | 309 | 628 | キッズ向けサービス・産後ケア需要 |
| 5-9歳 | 204 | 210 | 414 | 学習塾・習い事ニーズ |
| 10-14歳 | 176 | 157 | 333 | 学習塾・中学受験対策需要 |
| 15-19歳 | 158 | 134 | 292 | 軽食・カフェ・ファストフード |
| 20-24歳 | 381 | 479 | 860 | カフェ・コスメ・フィットネス |
| 25-29歳(最多) | 820 | 780 | 1,600 | ランチ・美容・フィットネス・EC消費 |
| 30-34歳 | 764 | 779 | 1,543 | 高単価飲食・子育てサービス・保険 |
| 35-39歳 | 738 | 702 | 1,440 | 高額ディナー・パーソナルジム・医療 |
| 40-44歳 | 690 | 681 | 1,371 | 接待・会食・健康管理・エステ |
| 45-49歳 | 715 | 623 | 1,338 | 高級和食・美容医療・健康食品 |
| 50-54歳 | 586 | 545 | 1,131 | 接待飲食・高級ギフト・医療 |
| 55-59歳 | 504 | 454 | 958 | 高級料亭・趣味・旅行関連 |
| 60-64歳 | 381 | 306 | 687 | 高級飲食・医療・文化施設 |
| 65-69歳 | 315 | 270 | 585 | デイサービス・医療・趣味講座 |
| 70-74歳 | 283 | 326 | 609 | 医療・介護・健康食品 |
| 75-79歳 | 213 | 258 | 471 | 介護・訪問サービス・薬局 |
| 80-84歳 | 128 | 194 | 322 | 介護・福祉・医療 |
| 85歳以上 | 128 | 325 | 453 | 在宅医療・介護施設 |
※ 出典:国勢調査2020年(20M4W)。男性年齢別合計:7,203人/女性年齢別合計:7,532人、計14,735人。人口総数(16,105人)との差1,370人は年齢不詳等。
世帯構成と住居形態
このセクションで分かること:汐留駅周辺に実際に居住する人々の世帯規模・住居形態・家族構成の実態。飲食・小売・サービス業の業態選定とテナント物件の規模設計に直結するデータです。
データによると、汐留駅1,000m商圏の総世帯数は10,640世帯で、そのうち1人世帯が7,386世帯(69.4%)と圧倒的多数を占めています。これは全国平均(38.0%)の約1.8倍に相当する単身世帯集中率であり、東京都平均(約37%)を大幅に上回ります。2人世帯は1,852世帯(17.4%)、3人世帯864世帯(8.1%)と続き、3人以上の家族世帯は全体の約13%にとどまります。この構造は、港区東新橋エリアのタワーマンション・高層マンションに居住する単身ビジネスパーソンや、DINKs(共働き子なし夫婦)世帯が主要居住層であることを裏付けています。単身世帯の多さは、デリバリー・テイクアウト・コンビニ型消費や、自炊せず外食・中食で済ませるライフスタイルが普及していることを意味し、飲食業態にとっては「絶対的な個食・一人飯需要の厚さ」が強みとなります。
住居形態では、民営の借家が4,990世帯(住居形態別合計10,313世帯の48.4%)と最多で、持ち家世帯は3,368世帯(32.7%)です。建て方では共同住宅が9,643世帯と大多数を占め、一戸建はわずか468世帯(約4.6%)にすぎません。民営借家比率の高さと共同住宅への集中は、流動性の高い単身ビジネスパーソン層が多いことを意味し、「転入・転出サイクルが速い」商圏特性が生じます。リピーター基盤は薄いものの、常に新しい購買力を持った流入者が補充される構造でもあり、サブスクリプション型・会員制型のサービス業よりも、通行量・認知度頼みの路面店型・テイクアウト特化型・ランチ高回転型のほうが安定しやすいといえます。
| 世帯規模(20M4W) | 世帯数 | 比率 | 全国比率 | 出店業態への示唆 |
|---|---|---|---|---|
| 1人世帯 | 7,386 | 69.4% | 38.0% | テイクアウト・一人飯・EC定期便 |
| 2人世帯 | 1,852 | 17.4% | 28.1% | カジュアルダイニング・ペア向けサービス |
| 3人世帯 | 864 | 8.1% | 16.6% | ファミリー向けランチ・学習塾 |
| 4人世帯 | 435 | 4.1% | 14.1% | ファミリーレストラン・習い事 |
| 5人世帯 | 86 | 0.8% | 5.1% | 需要限定的 |
| 6人世帯 | 13 | 0.1% | 1.6% | — |
| 7人以上世帯 | 4 | 0.04% | 0.7% | — |
※ 合計: 7,386+1,852+864+435+86+13+4=10,640世帯。出典:国勢調査2020年(20M4W)。
🏠 住居形態別世帯数(20M4W・商圏内)
| 住居形態 | 世帯数 | 比率 | 出店への示唆 |
|---|---|---|---|
| 持ち家 | 3,368世帯 | 32.7%※ | 定住率高・高級サービス長期顧客化に有望 |
| 民営の借家 | 4,990世帯 | 48.4%※ | 流動性高・テイクアウト・認知度訴求型向き |
| 給与住宅 | 969世帯 | 9.4%※ | 法人居住者向け高級サービス需要 |
| 公営等借家 | 730世帯 | 7.1%※ | — |
| 間借り | 256世帯 | 2.5%※ | — |
| 建て方:一戸建 | 468世帯 | 4.6%※ | 戸建て比率極低・都市型高層居住が主流 |
| 建て方:共同住宅 | 9,643世帯 | 95.3%※ | タワーマンション中心。高層居住者向けデリバリー需要大 |
※ 住居形態別合計(5分類):3,368+730+4,990+969+256=10,313世帯。世帯規模別合計10,640世帯との差327世帯は不詳等。比率の分母は住居形態別合計10,313世帯。建て方比率の分母:一戸建(468)+長屋建(13)+共同住宅(9,643)=10,124世帯。
年収分布と高所得世帯比率
このセクションで分かること:汐留駅周辺居住者の所得水準・年収分布・高所得世帯の実態。出店時の価格帯設定・客単価設計・業態選定の根拠となる最重要データです。
データによると、汐留駅1,000m商圏の年収分布において最も多い層は年収1,500万円以上(2,018世帯・19.0%)で、次いで年収1,000〜1,500万円未満(1,912世帯・18.0%)となっています。年収700万円以上の世帯を合算すると1,791+1,912+2,018=5,721世帯、比率にして53.8%に達します。年収1,000万円以上に絞っても1,912+2,018=3,930世帯・36.9%という驚異的な高所得世帯集積率です。これは全国平均(年収1,000万以上:約8.1%)の約4.6倍、東京都平均(同約15〜16%)と比較しても2.3倍超の水準であり、港区東新橋エリアが国内屈指の富裕層居住商圏であることを裏付けています。
この所得構造が示す出店戦略上の示唆は明確です。第一に、居住者ターゲットでは「客単価5,000〜15,000円超の高価格帯業態」が競合しにくく差別化できます。例えば、ビストロ・フレンチ・高級イタリアン・和食割烹・ワインバーといった客単価8,000円〜の業態は、隣接する勝どき・月島エリアよりも居住者層の購買力が高い分、単価訴求が通りやすいという優位性があります。第二に、パーソナルジム・高級美容室・エステ・メンタルケアクリニックなど「プレミアムサービス業態」も居住者の消費余力と相性が良く、月額2〜5万円のサブスクリプションモデルも成立しやすい環境です。ただし、居住者数は10,640世帯と絶対数が少ないため、就業者向けの平日デイタイム収益との組み合わせが現実的な戦略となります。
| 年収階層(23M4W) | 世帯数 | 比率 | 全国比率 | 対応業態イメージ |
|---|---|---|---|---|
| 200万円未満 | 722 | 6.8% | 19.4% | コンビニ・牛丼・低単価ランチ |
| 200〜300万円未満 | 645 | 6.1% | 16.2% | 定食・カフェランチ |
| 300〜400万円未満 | 896 | 8.4% | 14.8% | カジュアルダイニング・ランチビュッフェ |
| 400〜500万円未満 | 1,079 | 10.1% | 12.1% | 居酒屋・ファミリーレストラン |
| 500〜700万円未満 | 1,577 | 14.8% | 16.5% | 中価格帯レストラン・フィットネス |
| 700〜1,000万円未満 | 1,791 | 16.8% | 12.8% | 高級カフェ・パーソナルジム・美容室 |
| 1,000〜1,500万円未満 | 1,912 | 18.0% | 6.0% | 高級和食・美容医療・ワインバー |
| 1,500万円以上(最多) | 2,018 | 19.0% | 2.1% | 高級フレンチ・プレミアムサロン・医療 |
※ 合計: 722+645+896+1,079+1,577+1,791+1,912+2,018=10,640世帯。出典:推計世帯データ(23M4W)。年収700万円以上世帯:1,791+1,912+2,018=5,721世帯(53.8%)。年収1,000万円以上:1,912+2,018=3,930世帯(36.9%)。全国比率は参考値。
商業力・店舗数・年間販売額
このセクションで分かること:汐留駅商圏の年間小売販売額・推計商業人口・業種別事業所数。商圏特性を踏まえ、路面店・テナントにとってどのような出店機会があるかを明らかにします。
データによると、汐留駅1,000m商圏の年間小売販売額は約4,027億円(40,272,883万円)に達し、東京都全体(約19兆2,491億円)の2.09%、全国(約133兆2,574億円)の0.302%を商圏内で占めています。夜間人口わずか16,105人の商圏がこれほど巨大な販売額を生み出していることは、昼間就業者37万人の消費力がいかに圧倒的であるかを示しています。飲食店事業所数は2,433店舗に上り、東京都の飲食店事業所数(67,176事業所)の約3.6%が汐留の1kmに集中している計算となります。情報通信業の事業所数1,146(従業者78,847人)・卸売・小売業2,704事業所(従業者63,085人)・金融・保険業404事業所(従業者13,868人)など、高所得・高単価業種の就業者が大量に存在しており、ランチ・夕食・カフェの消費需要は非常に厚い市場です。
テナント賃料相場については、データによると汐留駅周辺の飲食店平均坪単価は2026年で約37,602円/坪と推移しており(飲食店.com掲載データ参考)、2023年(約31,366円)から3年間で約19.9%上昇しています。カレッタ汐留や汐留シティセンター等の施設内テナントは、路面店より交渉余地が小さい傾向がありますが、施設集客力による安定した集客が期待できます。竣工年数の経過した汐留シオサイト内のビル低層階テナントでは、居抜き物件を活用することでイニシャルコストを抑えた出店も選択肢となります。
🛒 商業指標一覧(21M4W・商圏内)
| 指標 | 商圏内 | 東京都 | 全国 |
|---|---|---|---|
| 年間小売販売額(億円換算) | 約4,027億円 | 約19兆2,491億円 | 約133兆2,574億円 |
| 東京都シェア | 約2.09% | — | — |
| 全国シェア | 約0.302% | — | — |
| 推計商業人口(買物人口) | 381,236人 | 18,221,819人 | 126,146,099人 |
| 卸売・小売業事業所数(21M4W) | 2,704事業所 | 141,065事業所 | 1,228,968事業所 |
| 飲食店事業所数(21M4W) | 2,433店舗 | 67,176事業所 | 499,193事業所 |
| 生活関連サービス業事業所数(21M4W) | 544事業所 | 43,775事業所 | 436,687事業所 |
| 美容・理容関連事業所数(N78・21M4W) | 208事業所 | 29,292事業所 | 325,730事業所 |
| フィットネスクラブ(N8048・21M4W) | 8施設 | 1,168施設 | 7,565施設 |
※ 年間小売販売額の万円原値:商圏内40,272,883万円・東京都1,924,905,500万円・全国13,325,745,700万円。テナント坪単価参考値出典:飲食店.com(商用サイト・参考値)。
エリアマーケティング三大人口の比較分析
このセクションで分かること:夜間人口・昼間人口・商業人口(買物人口)の3指標の比較から見えてくる、汐留駅商圏の本質的な性格とビジネスポテンシャル。出店戦略の骨格を形成する最重要分析です。
汐留駅の商業人口(買物人口)は夜間人口の23.7倍・381,236人です。この数値は「10倍以上:超広域集客型、都道府県内有数の商業集積地」に分類され、東京都内でも渋谷・新宿・銀座・品川等と並ぶ最上位の商業集積ランクに位置します。昼夜比23.3倍は「昼間に都内最大規模のオフィス街が形成され、夜間はほぼ無人に近い都市」であることを示します。購買集中度(商業人口÷昼間人口)は1.02倍であり、昼間流入者の購買力がそのまま商業人口に転化している構造、すなわち「昼間就業者がこの商圏での消費主体」であることが確認できます。同じ大江戸線で比較すると、勝どき・月島は昼夜比が低く居住者主体の地域型商圏であるのに対し、汐留は就業者流入型の超広域集客型商圏として明確に異なる商圏タイプを形成しています。
📊 エリアマーケティング三大人口 比較表(汐留駅1,000m圏)
| 指標 | 数値 | 意味・解釈 |
|---|---|---|
| ① 夜間人口(居住人口・20M4W) | 16,105人 | 実際の居住者数。生活密着型需要の基盤 |
| ② 昼間人口(流入人口・21M4W) | 374,635人 | 就業流入が主体。平日デイタイムの巨大市場 |
| ③ 商業人口(買物人口・21M4W) | 381,236人 | 年間小売販売額から換算した実購買力人口 |
| 来街倍率(商業人口÷夜間人口)【最重要】 | 23.7倍 | 【超広域集客型】都内有数の商業集積地 |
| 購買集中度(商業人口÷昼間人口) | 1.02倍 | 昼間就業者がそのまま主要購買層 |
| 昼夜比(昼間人口÷夜間人口) | 23.3倍 | 東京都内最高水準。超オフィス集積型の証明 |
※ 来街倍率 = 381,236(21M4W)÷ 16,105(20M4W)= 23.67 ≒ 23.7倍。購買集中度 = 381,236(21M4W)÷ 374,635(21M4W)= 1.018倍。昼夜比 = 374,635(21M4W)÷ 16,105(20M4W)= 23.26倍。
📌 三大人口分析から読み解く出店インサイト:「37万人就業者の財布を狙う」──業態を昼間ビジネスに振り切る
来街倍率23.7倍という数値が意味するのは、「居住者の購買力だけではなく、23倍以上の外来購買力が商圏を支えている」という事実です。したがって、出店戦略の第一優先は「平日デイタイム(7時〜19時)の就業者をターゲットにした高回転・高単価モデル」の構築となります。具体的には、①情報通信・金融・広告業界の就業者向けランチ(単価1,200〜1,800円)の高回転飲食、②接待・会食需要をとらえた高級和食・鉄板焼き・ワインバー(単価6,000〜15,000円)、③美容・コンディショニング需要をとらえたパーソナルジム・高級美容室(月額2〜5万円)、④スペシャルティコーヒー・テイクアウト専門店(単価600〜1,200円・高回転)が特に相性の良い業態です。一方で、地域住民の生活圏を主戦場とするスーパー型・生活雑貨型・地域密着型サービスは、居住人口の絶対数が少ないため競争が激しく成立しにくい点に注意が必要です。週末・夜間の集客は近隣の新橋・浜松町エリアや築地方面からの外食目的来客と、居住者のシェアが主となります。
産業別事業所数と就業構造
このセクションで分かること:汐留駅商圏で働く就業者の産業別内訳と事業所の業種構成。昼間就業者をターゲットにした出店業態の需要分析と競合環境の把握に活用できるデータです。
データによると、汐留駅1,000m商圏の第2次・3次産業従業者数は369,203人に上り、昼間人口374,635人の実に98.6%が就業者で構成されています。業種別では情報通信業(78,847人)が突出して最多であり、電通・日本テレビ・ソフトバンク・NTT都市開発等、国内最大規模のメディア・IT企業が集積するシオサイトの特性を色濃く反映しています。次いで卸売・小売業(63,085人)・学術研究・専門技術サービス業(33,780人)・宿泊業・飲食サービス業(25,940人)・製造業(11,218人)が続きます。
特筆すべき業種構成として、金融・保険業(13,868人・404事業所)の集積が挙げられます。高所得の金融専門職従事者は、ランチ・接待での高単価消費を好む傾向があり、隣接する大門・内幸町(日比谷・霞が関方面)と連続する金融・官公庁エリアの延長として、スーツ族向けランチ需要が厚く存在しています。また、医療・福祉業(14,678人・534事業所)の就業者数も多く、クリニック勤務スタッフや医療関連専門職向けの昼食・リフレッシュ需要があります。不動産業・物品賃貸業(13,551人・1,120事業所)も多く、不動産会社・法律事務所・コンサルティングファーム向けのミーティング利用・カフェ需要も見逃せません。
🏭 産業別昼間就業者数・事業所数(商圏内)
| 業種 | 昼間就業者数(21M4W) | 事業所数(21M4W) | 出店への示唆 |
|---|---|---|---|
| 情報通信業 | 78,847人 | 1,146事業所 | IT・メディア職向けランチ・スペシャルティカフェ |
| 卸売業・小売業 | 63,085人 | 2,704事業所 | 高回転ランチ・テイクアウト・居酒屋 |
| 学術研究・専門技術サービス業 | 33,780人 | 1,884事業所 | 高単価ランチ・接待・カフェMTG利用 |
| 宿泊業・飲食サービス業 | 25,940人 | 2,556事業所 | 飲食業スタッフ向けまかない・周辺カフェ |
| 医療・福祉 | 14,678人 | 534事業所 | ヘルシーランチ・クリニック近隣カフェ |
| 金融業・保険業 | 13,868人 | 404事業所 | 接待向け高級和食・ワインバー・個室飲食 |
| 不動産業・物品賃貸業 | 13,551人 | 1,120事業所 | カフェMTG需要・コワーキング利用 |
| 運輸業・郵便業 | 14,182人 | 348事業所 | 時短ランチ・テイクアウト・コンビニ型消費 |
※ 就業者数は経済センサス2021年(21M4W)の事業所従業者数ベース。病院3施設・一般診療所166施設・歯科診療所138施設が商圏内に集積。
将来人口と出店戦略の方向性
このセクションで分かること:汐留駅商圏の2025〜2050年の人口推移・高齢化率の変化。5〜30年スパンでの出店・業態選択の中長期的リスクと機会、テナント長期契約の判断材料を提供します。
将来推計人口(商圏内)によると、汐留駅1,000m商圏の総人口は2020年の16,105人から2030年には16,961人(+856人・+5.3%増)、さらに2040年には17,578人(基準年比+9.1%増)と、2040年代半ばまで緩やかな増加が見込まれています。これは全国的な人口減少トレンドとは逆行する動きであり、港区・東新橋エリアへの富裕層・共働き世帯の流入が継続することを示しています。テナント長期契約(5〜10年)を検討する際、この人口増加トレンドは居住者向け業態にとってポジティブな材料です。2045年以降は17,557〜17,573人でほぼ横ばいとなり、2050年に向けて微減傾向に転じる見通しですが、東京都全体の人口動態を踏まえると依然として安定した水準を維持すると考えられます。
高齢化率については、2020年の15.2%から2030年に16.6%、2035年に18.1%、2040年に20.2%と緩やかに上昇する見込みです。ただし全国平均(2040年推計約35%超)を大幅に下回る水準で推移するため、生産年齢人口(15〜64歳)は2030年までほぼ維持(11,941人)され、2040年においても11,730人と大きな落ち込みはありません。港区は「港区基本計画」において産業・企業誘致・国際的ビジネス環境整備を継続施策として掲げており、汐留シオサイトへの就業者流入は中長期的にも維持される可能性が高いと判断できます(港区産業振興・創業支援参照)。
📈 将来人口推移(商圏内・各年次推計)
| 年次 | 総人口(推計) | 15歳未満 | 15-64歳 | 65歳以上 | 高齢化率 | 出店戦略の方向性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020年(基準) | 16,105人 | 1,377 | 11,227 | 2,444 | 15.2% | 現役世代主体の高所得商圏 |
| 2025年 | 16,096人 | 1,830 | 11,744 | 2,521 | 15.7% | 子育て世帯増・保育関連需要拡大 |
| 2030年 | 16,961人 | 2,203 | 11,941 | 2,815 | 16.6% | 高単価飲食・子育て・教育業態が拡大期 |
| 2035年 | 17,416人 | 2,391 | 11,868 | 3,156 | 18.1% | シニア・介護需要が加わり多層化 |
| 2040年 | 17,578人 | 2,287 | 11,730 | 3,559 | 20.2% | 健康・医療・予防型サービス需要拡大 |
| 2045年 | 17,557人 | 2,038 | 11,618 | 3,900 | 22.2% | 高齢富裕層向け高単価サービス強化期 |
| 2050年 | 17,573人 | 1,845 | 11,495 | 4,232 | 24.1% | 介護・医療・シニア向け高級サービス中心化 |
※ 将来推計人口(各年次M4W)より。高齢化率は65歳以上÷当該年次総人口で算出。港区産業振興・創業支援ページ参照。
🎯 出店戦略の方向性:昼間就業者×高所得居住者×将来人口増の三重奏が生む確実な需要
【今(〜2030年)に推奨する業態】
① 高単価ランチ特化型飲食店(単価1,500〜2,500円):情報通信・金融・専門職従業者78,847〜63,085人が昼食に1,000〜2,500円を使う文化が根付いており、質の高い定食・麺・アジアンなど差別化ジャンルで月商1,000万円超を狙える。② スペシャルティコーヒー+テイクアウト専門店:昼間就業者の「3時のおやつ・朝コーヒー」需要は非常に大きく、スタンド型の回転率特化モデルが相性◎。③ パーソナルジム・ボディケアサロン:年収1,000万円以上世帯が36.9%存在し、月額3〜5万円のプレミアム健康投資需要は相当規模で存在する。④ 高級接待向け和食・鉄板焼き・個室ダイニング:金融・IT・広告業界の接待消費は平日夜に集中。カレッタ汐留・汐留シティセンター内の高層眺望レストランはこの需要の受け皿。
【将来(2030年以降)に備える業態】
⑤ 子育て×高所得層向けサービス:2025〜2035年にかけて15歳未満が1,830人→2,391人へ増加。教育・保育・習い事(英語・アート・STEM)の需要が確実に拡大する。⑥ シニア富裕層向け健康・美容・医療サービス:2040年以降、65歳以上が3,500人超となるが、平均所得が高い港区のシニアは「質の高いエイジングケア」への投資意欲が旺盛。
消費支出データ分析
このセクションで分かること:汐留駅商圏の推計消費支出の費目別内訳と1世帯当たりの支出額。「どの費目に、どの程度の金額が使われているか」を世帯単位で把握することで、出店業態の需要の厚みをより直感的に評価できます。
本分析の分母は年収8区分合計の10,640世帯です。1世帯当たり換算で見ると、食料費が年間約88.3万円(月7.4万円)と最大の支出費目となっており、うち外食が年間22.0万円(月1.8万円)を占めています。月1.8万円の外食支出は全国平均(月約4.2万円・2人以上世帯)より低いように見えますが、これは1人世帯が69.4%を占める商圏特性によるものであり、1人世帯換算では月1.5〜2万円の外食支出は十分に高い水準といえます。むしろ注目すべきは教養娯楽費の年間39.1万円(月3.3万円)という高水準であり、全国平均(月約2.5万円・2人以上世帯)と比較しても大幅に高い消費傾向が確認できます。
特に際立つのは①その他消費支出(年間45.0万円・月3.8万円)と②教養娯楽(年間39.1万円・月3.3万円)の高さです。「その他」には理美容・エステ・クリーニング・交際費等が含まれており、高所得居住者が外見・ライフスタイルへの投資を惜しまない文化が数字に表れています。また交通・通信費の年間32.8万円(月2.7万円)も高く、スマートフォン・サブスクリプションサービスへの積極的な支出傾向を示しています。教育費(年間11.6万円・月1.0万円)は絶対額は小さいですが、将来人口で子育て世帯の増加が見込まれることと合わせると、2030年以降の学習塾・習い事需要の高まりが期待できます。
📊 消費支出費目別 1世帯当たり年間・月間推計(汐留駅1,000m商圏・10,640世帯)
※ 分母:年収8区分合計世帯数 10,640世帯(23M4W)。1世帯・年(万円)=合計額(千円)÷世帯数÷10で算出。1世帯・月(万円)=1世帯・年(万円)÷12で算出。
| 費目 | 合計額(千円) | 1世帯・年(万円) | 1世帯・月(万円) | 出店業態への示唆 |
|---|---|---|---|---|
| 食料合計 | 9,399,828 | 88.3万円 | 7.4万円 | スーパー・デリバリー・高品質食料品 |
| うち外食合計 | 2,340,056 | 22.0万円 | 1.8万円 | ランチ・ディナー・テイクアウト消費の核 |
| 住居合計 | 4,497,920 | 42.3万円 | 3.5万円 | 住居関連サービス・リフォーム需要 |
| 光熱・水道合計 | 2,001,171 | 18.8万円 | 1.6万円 | 省エネ・節電サービス関連 |
| 家具・家事用品合計 | 1,167,214 | 11.0万円 | 0.9万円 | 高級インテリア・家事代行サービス |
| 被服・履物合計 | 1,232,923 | 11.6万円 | 1.0万円 | ファッション・クリーニング需要 |
| 保健医療合計 | 1,690,953 | 15.9万円 | 1.3万円 | クリニック・健康食品・予防医療 |
| 交通・通信合計 | 3,485,123 | 32.8万円 | 2.7万円 | 通信・サブスク・移動サービス |
| 教育 | 1,236,958 | 11.6万円 | 1.0万円 | 学習塾・英語教室・2030年以降需要急増 |
| 教養娯楽合計 | 4,156,124 | 39.1万円 | 3.3万円 | フィットネス・映画・趣味・旅行関連 |
| その他の消費支出合計 | 4,786,590 | 45.0万円 | 3.8万円 | 美容・エステ・交際費・冠婚葬祭 |
💡 消費支出分析から見えるテナント出店の勝ちパターン
汐留駅商圏の消費を支える3大エンジンは、①食料(年間88万円・外食22万円)──高単価ランチ・高級ディナー・テイクアウトの全方向に需要が存在、②教養娯楽(年間39万円)──フィットネス・カルチャー・趣味系消費が活発で、ジム・スタジオ・体験型サービスと相性抜群、③その他(年間45万円:美容・交際費等)──高級美容室・エステ・パーソナルカラー診断・クリニックといるプレミアム自己投資需要が年間45万円/世帯という厚みで存在しています。これら3つのエンジンが重なる業態、すなわち「高単価ランチ+フィットネス+ビューティーの複合型ウェルネス業態」か、「高級飲食店(接待・記念日・目的型)」が最もこの商圏の消費傾向と噛み合う勝ちパターンです。
💡 商圏データを見て出店イメージが湧いてきた方へ
ここまでの商圏・人口・年収・消費データから、汐留駅エリアでの出店イメージが具体化してきた方は、次のステップとして「実際の店舗物件・テナント物件」と「補助金活用」をぜひご相談ください。弊社提携不動産会社が物件をご提案し、弊社が立地・商圏の観点から判断材料や補助金活用のサポートをご提供します。
※ 公式LINEから無料でご相談(一部、レポートサービス等は有料)いただけます
💰 汐留駅エリアで出店・開業する際に使える補助金
汐留駅周辺(東京都港区)での出店・開業には、国・東京都・港区それぞれの補助金・助成金を組み合わせることで、初期費用を大幅に抑えられる可能性があります。補助金は年度ごとに内容が変わるため、最新情報は必ず公式窓口で確認してください。
🏛️ 国の補助金(全国共通)
小規模事業者向けの販路開拓支援として小規模事業者持続化補助金が代表的です。創業間もない事業者向けの枠も設けられています。また、省力化・デジタル化に関する補助金など、様々な種類の補助金があります。
→ 最新情報:中小企業庁 事業者向け支援施策について
🏢 東京都の補助金
東京都では、創業者・中小企業向けの各種支援施策を展開しています。東京都中小企業振興公社が運営する「東京都創業NET」では、創業相談・補助金情報・セミナーなど多様な支援メニューを提供しており、汐留・港区エリアでの開業前の相談窓口として活用できます。また東京都の産業支援・プレスリリース情報も定期的に確認することで最新の補助金情報を把握できます。
→ 最新情報:東京都中小企業支援 / 東京都中小企業振興公社
🌆 港区の補助金(汐留駅エリアに最も関連)
港区では「創業・スタートアップ支援事業補助金」を実施しており、区内での創業を強力に支援しています。補助額は最大250万円(補助対象経費の3分の2)で、賃借料(テナント賃料)・内装工事費・ホームページ作成費なども対象経費に含まれるため、店舗出店を伴う開業に特に活用しやすい制度です(令和7年度募集:2025年4月〜2026年1月)。事前に港区立産業振興センターへの相談が推奨されています。また港区立産業振興センター(芝浦・港南エリア)では「ビジネスサポートファクトリー」として、創業相談・専門家マッチング・コワーキングスペース提供など総合的な支援を行っています。
→ 詳細・最新情報:港区 創業支援制度 / 港区立産業振興センター 創業・スタートアップ支援事業補助金
⚠️ 補助金申請の注意点:補助金は一般的に募集(応募)期間が決まっているものが多く、全員がもらえるわけではないため、事前準備が勝負のカギです。出店を具体的に検討し始めたタイミングで、まず各窓口や専門家に相談することを強く推奨します。
よくある質問(FAQ)
Q. 汐留駅周辺の商圏規模はどのくらいですか?
A. データによると、汐留駅1,000m商圏の夜間人口(居住人口)は16,105人と非常に少ない一方、昼間人口(21M4W)は374,635人に達し、昼夜比は23.3倍という国内屈指の水準です。1日平均乗降人員は2024年度39,331人(前年度比+12.4%増・出典:東京都交通局)。年間小売販売額は約4,027億円(東京都シェア約2.09%)、推計商業人口は381,236人、来街倍率は23.7倍で「超広域集客型:都内有数の商業集積地」に分類されます。情報通信・金融・専門職を中心とした就業者が消費の主体となる、平日デイタイム型の特殊商圏です。
Q. 汐留駅周辺で新規出店・開業するには何から始めればよいですか?
A. ① ターゲット明確化:昼間就業者(平日デイタイム型)か、居住者・目的来店型(夜間・週末型)かを先に決める。② 業態・価格帯選定:商圏の年収1,000万円以上世帯36.9%・情報通信就業者78,847人という特性に合わせ、高単価か高回転かの方向性を固める。③ 収支計画:テナント坪単価は平均約3.8万円/坪(2026年・参考値)と港区内でも高水準のため、損益分岐点を精緻に試算する。④ 補助金活用:港区の「創業・スタートアップ支援事業補助金」(最大250万円)や国の持続化補助金を事前に確認する。⑤ 物件・立地相談:弊社の公式LINEよりご相談いただければ、汐留・港区エリアに強い提携不動産業者をご紹介し、商圏コンサルティングと合わせてワンストップでサポートが可能です。
Q. 汐留駅と近隣の駅(築地市場駅・大門駅・赤羽橋駅・勝どき駅・月島駅)はどう違いますか?
A. データによると、① 大門駅(大江戸線):乗降人員116,169人と大江戸線最大。浅草線との乗換駅で浜松町・竹芝エリアとつながるターミナル型。② 勝どき駅:乗降人員91,189人で大江戸線2位。タワマン急増のベッドタウン型で夜間居住者が主体。③ 月島駅:乗降人員69,362人。もんじゃ街・観光需要と居住者の生活商圏が混在。④ 築地市場駅:乗降人員23,281人と比較的小規模。再開発進行中でポテンシャルは上昇中。⑤ 赤羽橋駅:乗降人員37,465人。東京タワー近接・三田方面の住宅・観光混在型。汐留の独自性は「昼間就業者37万人・来街倍率23.7倍」という他駅にない超高密度オフィス集積にあります。
Q. 汐留駅周辺の将来性・開発動向はどうですか?
A. ① 汐留シティセンター2025年7月にレストランフロア全面リニューアル(公式):新業態飲食店が続々オープンし、グルメ拠点として再注目。② カレッタ汐留3期リニューアル完了(〜2024年):46階SKY VIEWエリア刷新済みで、高層眺望グルメゾーンが再整備された。③ 築地エリアの大規模複合再開発:スポーツ施設・商業・ホテルを含む開発が進行中で、完成後は汐留〜新橋〜築地の回遊性が飛躍的に高まる見込み。④ 人口増加トレンド:将来推計人口では商圏内人口が2020年16,105人→2040年17,578人へ増加見込みで、全国的な人口減少と逆行する安定エリア。これらの要因から、汐留エリアは中長期的にも高いビジネスポテンシャルを維持すると考えられます。
Q. 汐留駅周辺で有望な出店業態は何ですか?
A. データが示す有望業態は次の通りです。① 高単価ランチ特化型飲食(単価1,500〜2,500円):情報通信78,847人・金融13,868人の就業者が主要顧客。② スペシャルティコーヒー・テイクアウト専門店:回転率特化モデルで就業者の朝・昼・3時需要を取り込む。③ パーソナルジム・ボディケアサロン:年収1,000万円以上世帯36.9%(3,930世帯)が月2〜5万円の健康投資需要を持つ。④ 高級接待向け和食・個室ダイニング:金融・IT・広告業界の接待消費が平日夜に集中。⑤ 子育て・教育サービス(2030年以降):将来人口推計で0〜14歳が2020年比2倍近く増加見込み。⑥ 美容医療・エステ・プレミアムサロン:「その他消費支出(美容・交際費等)」年間45万円という圧倒的な自己投資需要が商圏を支える。
Q. 汐留駅周辺の店舗物件・テナント物件の紹介はしてもらえますか?
A. 弊社は宅地建物取引業(宅建業)の免許を有しておらず、直接の物件仲介・賃貸借契約の媒介は行っておりません。ただし、汐留・港区エリアに強いテナント専門の不動産業者様と提携しており、ご希望の方には弊社提携の不動産業者様をご紹介することが可能です。商圏データをもとにした出店エリアのご相談・業態コンサルティングと組み合わせて、最適な店舗物件・テナント物件・居抜き物件・事業用物件探しをワンストップでサポートする体制を整えています。まずは下記LINEよりお気軽にご相談ください。
商圏分析ダッシュボード(詳細データ)
本記事で紹介した各指標の詳細データ・グラフ・人口ピラミッド・地図・消費支出分析は、下記のインタラクティブ商圏分析ダッシュボードでご覧いただけます。人口・世帯・年収・商業・将来人口・消費・産業・補助金の全タブで構成されており、汐留駅エリアへの出店・開業・テナント物件検討に必要なデータをすべて網羅しています。
📊 インタラクティブ商圏分析
汐留駅 商圏ダッシュボード
人口ピラミッド・年収分布・将来人口グラフ・消費支出分析・産業別マップ・補助金情報など、出店検討に必要な全データをインタラクティブに確認できます。
🔒 汐留駅エリアのダッシュボードページは現在作成中です。下記の公式LINEに登録し、エリアキーワード「汐留」をお送りいただければ、ダッシュボードページが公開され次第、個別にお知らせいたします!
🏢 汐留駅周辺エリアでの出店・開業サポートについて
汐留駅周辺(東京都港区)での新規出店・増店・店舗移転・店舗開業・テナント賃貸・居抜き物件活用・事業用物件探しを検討されている方に向けて、商圏データをもとにした立地選定・出店戦略のご相談を承っています。なお、弊社は宅建業者ではないため店舗物件の直接仲介は行っておりませんが、ご希望の方には弊社提携の汐留・港区エリアに強いテナント専門の不動産業者様をご紹介させていただくことが可能です。
- ✅ 商圏データに基づく立地診断・エリア比較(汐留駅 vs 大門駅・勝どき駅・築地市場駅・赤羽橋駅 等)
- ✅ 弊社提携のテナント専門不動産業者様のご紹介(東京都内・全国対応)
- ✅ 飲食店・カフェ・テイクアウト専門店・美容室・フィットネス・クリニック・学習塾・小売店・サービス業 各業態の出店相談
- ✅ 補助金・助成金情報のご案内、専門家のご紹介
- ✅ 開業前の商圏調査・競合分析レポートの提供
- ✅ KDDI Location Analyzerを活用したリアルタイム人流・通行量データのご提供
参考情報:東京都交通局 各駅乗降人員一覧・汐留シティセンター公式・港区 創業支援制度・港区立産業振興センター・中小企業庁 事業者向け支援施策・飲食店.com 賃料相場(参考)
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